この空に、あなたに、届け






ガタッ

クラスの空気が少し重くなった

そうか…
男子も女子も明日のバレンタイン気にしてるんだ





なぜか、視線も感じるんだが…
そこは気にしないでおいた





「推は今年、どうするんだ?」





洋の目はいかにも「俺にくれ!」と訴えているようだった





「また作ろうと思ってる、よ?」




やば…
全く考えてなかった

洋に「考えてなかった」とも言えず
嘘をついてしまった。





「本当か?!」




洋の顔がパッと明るくなった。

よかった…ばれてないみたい。
その安心も束の間…


いきなり洋が真剣な顔をした


え…やっぱりばれた?!



「ど、どうしたの洋…?」




「好きな奴にもあげるのか?」



……はい?