この空に、あなたに、届け







あいつが目の前に居るわけじゃないのに








「推を泣かせたら、許さねぇ。」






公園で小さく呟いた。





「何か言った?」




少し声が大きかったか…
推に聞こえてた見たいだった。






「なんでもねぇよ。」






推が幸せになれるように。
泣き顔なんて、見たくないから






一番星を見つめながら
小さくお願い事をした。






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SIDE:KANAME END
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