「ふーん、それでか。」




話し終わった後、侑耶がゆっくり呟いた。




「はい。心配掛けてごめんなさい。」




心配かけさせちゃったな…。




寝ながら外を見ていると、





「これからは、しないこと。わかった?」






侑耶が、頭を撫でながら言った。




あたしは、返事はせず頷くと
もう一度、目を閉じた。





「今は寝てろ。俺が傍にいてやるから。」




なぜか、その言葉に安心して
ゆっくりと眠りに落ちた―――……