「・・・・・・!?」 あやは手に光っている物を見つけた。 「な、な、なんでゆ、ゆ・・・・びわっ!?」 あたしは早口でかみながら言った。 「いやさ、三年になったら受験で色々忙しいと思うから、もう渡しちゃおうかなぁって・・・・・。」 智貴はちょい遠慮気味にあたしを見つめる。