てくてくと智貴の後ろをついていくあたし。 さっき、手を離した時からなぜか繋いでくれない。 なんで? あたし、なんか悪い事した・・・・・? わかんないよ。 「あや、着いたよ。」 あたしは、ずっと智貴の事を考えてたらもう目の前には智貴の家が・・・・・・!! 「さ、入ろっ。」 すっと手を差し出した智貴。 やっと手繋いでくれる! よかった。 別に怒ってるとかじゃなくて。