俺は今ものすごく緊張してる・・・・。






きっとあやの手は汗びっしょりだ。






なんせ、俺の緊張度は半端ないからなぁ。






まぢダセェ。







「あや、一回手離してもいいか?」






「うん、構わないよぉ?」






そう言って、あやはすぐ手を離してくれた。






そんなあやのなにげない優しさが嬉しくてたまらなかった。






俺は最高の彼女をもらった気がした。






まぁ、将来の嫁さんだけどなっ。







俺は自分で言っときながら恥ずかしくなった。






「どぉかしたぁ? 智貴ぃ?」






ちょい上目づかいで見てくるあやの視線がまともに見れない。






やっぱダセェ。 俺。







「いや、なんでもねぇよー。」






そう言って、俺はあやの頭をポンポンと叩いた。






「変なの~!」







あやは笑いながらそうつぶやいた。






また、かわいい事しちゃってさ。






抱きたくなるじゃんか!!







ぎゅ。







俺は理性を抑える事は出来なかった。






「きゃっ。」








あやはびっくりしたみたいだ。






当たり前だよな・・・・。