愛羅武勇×総長様 Ⅱ


「初めまして。神岡雅人(カミオカマサト)です。」

「あ、初めましてっ。斉藤真希(サイトウマキ)ですー」

「は、初めまして!中原美憂です!」

斉藤真希さん…?

斉藤ってことは……

「大ちゃんのお母さんですか…?」

「うん、そうだよ?」

何かスッゴく若々しいのは気のせいかな…?

「どちら様?」

ニコニコしながら可愛らしい笑顔で聞いてくる真希さん。


「あ、えっと…」

「俺の彼女。」

「あら、そうなのー?可愛らしい彼女さんじゃないっ」

笑顔のままあたしに近寄ってくる真希さん。

「ありがとうございます…」

「美憂、ごめんな。うちの母親テンション異常だからさー」

うん、斉藤君は絶対にお母さん似だよね。


「あ、そういえば…大智、怪我は?」

「余裕。」

「そっかー…良かった。」

「狂羅か。」

「おう。」

「堕ちたもんだな。」

「あぁ。」

大ちゃんと雅人さんは、ハッキリ言ってそっくりだ。顔も話し方も、雰囲気まで似てる。さすが親子…


「まぁ大丈夫そうだな。帰るぞ。」

「えぇー、もう帰るの?」