そんな風に、2人っきりで静かな時間を過ごしていると…
―ガラガラ…
突然開いた扉。
「は?」
「え?」
「よぉ。」
大ちゃんは寝転がっていたベッドから飛び起きて、あたしは後ろに振り返った。
「笑えるな。」
「笑うな。」
「え…、誰?」
大ちゃんと雰囲気が似た、男の人が入ってきた。
「あぁ、失礼。大智の父親です。」
そう自己紹介されたすぐ後。
―バタバタバタ!
『病院で走るなっつーの!』
廊下から斉藤君の声が聞こえ始めた。
「マジかよ…」
「え…?」
大ちゃんがそう呟いた瞬間。
「大智!!」
またまた、知らない方が…
「おいっ、走るなって!」
さっき入ってきた女の人の後ろから、斉藤君が入ってきた。
「大丈夫なの!?怪我は!?」
「あーあ…」
「…………?」
もう何が何だか分からなくなってきた。
斉藤君と大ちゃんはため息ついてるし…
「ってか……えっ!」
「何だよ。」
「え、あ、さっき大ちゃんのお父さんって…!」



