愛詩-アイウタ-

 水原は頭いいのに。



 精神的ってどうよ。



 まぁ、子供っぽいって言われるけどさぁ。



「るぅ最低」



「まぁ、まぁ。はっきり言い過ぎただけだって」



 …さらにひどい。



 もういいけど。るぅの性格だしね。お世辞言わないのも、長所になる。でも世渡りは確実に下手そう。




 それでも、水原は大学の推薦たくさん来るし、将来有望なのに。。。


「るぅは大学行くの?」



「オレはミュージシャンなりたいんだよな~ギターで」



 すご!夢スケールでかい!



「なれるよ!るぅギターうまいし!がんばれっ」



 いいな。ひぃには何もない。夢とか考えてないし、今を楽しんでるだけ。



 あとには何も残らない。



 悲観してもしょうがないのは知ってる。



「光璃はどうするの?」



「じゃあひぃは、るぅとボーカルやろっかな~歌うの好きだし!」




「いいじゃん!大歓迎♪光璃音楽5だもんな」



「それるぅもじゃん!」



 カラオケは好き。歌うことも。うまいかは別として。



 好きなことが職業にできたら、どんなに幸せなんだろう。