「涼夏姉ちゃん!僕、晴っていうの!よろしくね♪」 「うん、よろしく!」 あたしがニコッと笑うと、晴くんも、ニッと笑った。 あぁ…可愛いなぁ。 癒される、癒されるよ…その笑顔…。 それから、五十嵐さんは、晴くんを抱っこしながら、あたしの前を歩く。 ガチャッと開けた扉の向こうは、リビングだろう。 「あ、蓮兄ちゃんおかえりー。」 そう、扉の向こうから聞こえてくる。 ってか、この家何人家族よ!? 三人?