次の日、お父さん達と別れ、そのお世話になる人の家まで向かった。


「んーぅ。どこだっ!」


電車に乗って、ここまで来たわけだけど、迷子中。


【五十嵐】さん、らしいんだけど……見つからない!


「んー…、ここさっきも来た…?」


同じところをグルグル回ってる気がしてきた。


「うぅー…!どこ〜?」


完全に迷ったな。
どうしようか……。