すると、優くんの右手が動いて、ヒタッとあたしのおでこにくっつけた。 すごく冷たかった…。 「冷たすぎてわかんないや」 そう呟くと、あたしの後頭部に手を持って行き、優くんの方に引き寄せられた。 そのまま優くんのおでこと、あたしのおでこがくっついた。 優くんの息が、あたしにかかる。 恥ずかしすぎて声も出ない。 「うーん…大丈夫かな。」 普通のように言う優くん。 おでこはまだくっついたまま。 …近い。 ドキドキがとまらない。 「あれ…顔更に赤い。」 唇触れそう…。 恥ずかしい…。