そんな様子を見て 俺はからかうように言ってやったんだ。 「職員室なら、すぐそこ」 そういってホントにすぐそこを指差した。 「・・・あ」 ぽかんと口を開け、女は真っ赤な顔で… 「ありがとうございます、すいませんでしたぁっ」 これでもか!ってほど深くお辞儀をして 女は風のように職員室へ消えてった。 甘い香りを残して―――