「なぁ、愛はさ……

遥のこと、どう思ってんの?」

 カトゥは星を見つめたまま言った。



「ん〜わかんねぇ……

嫌いじゃないけど」



「けど?」

 カトゥはじっと、俺の方を見つめ答えを待ってる。



「失うのは怖い……正直。

莉紗さんの話して、避けられるのもイヤだし。

軽蔑されんのも…

されんだろうな…」



「それはさ……友達として?」