〈明日の放課後、屋上で待ってる〉

 それだけ、遥にメールした。



「見つかんねー。

はぁっ……はぁぁ…」

 さっきのコンビニで、息を切らしたカトゥと合流した。



 唯はとりあえず、家に帰った。



「俺も…ダメ…だった…」


 まだ息切れする。



二人して、コンビニの駐車場に寝転がる。



星空がきらめく。