「ったくよ〜!!
何なんだよ莉紗って女!!

愛を犯しやがって!!!」

 カトゥは、頭をかきむしって叫んだ。



「愛を犯した?って??


何それ???」

 唯の声が後ろから聞こえた……。



アイラインがしっかりと引かれてる、唯と目が合う。



急いで振り返ると、遥の姿もコウコウと灯る光の下にいる。



遥は固まったまま、俺を見つめてる。



「さあ?」

 無理やり引きつりながら、カトゥは言った。



いつから?



どっから、聞いてたんだ??