学校へ行けば遥がいる―…遥に会える。



数日間学校をサボって登校した。



遥とは挨拶ひとつ出来ない。



ただ、前と違うことと言えば、俺が避けようと…目を逸らさなくなったことだろうか…。



遥もなかなか目を逸らさない。



けど、話かけることは出来ない。



しちゃいけないんだ。




頭ではわかってるんだけど、そう簡単には割り切れたりしない。



微笑むでもなく、ただ悲しみに満ちた視線を送り続ける。



遥のことも苦しめてるんだ…。



俺は疫病神みたいな存在かもな。



周りの人を巻き込んで苦しめてく。