カトゥまで悲しい顔してる…そうさせたのは俺だ。




「俺が全部悪いんだよ」



「そうじゃないから!!


あの莉紗ってオンナが悪いんじゃん」



「俺が……」

俺の言葉をカトゥが遮る。



「そもそも莉紗さんが愛を襲わなきゃ、

こんなことにはならなかった」



「けど…俺があの日部屋に行った事実があるわけだし。

それに…俺がいなきゃ死んじゃうって…だから警察なんか届けらんないよ」




「そんなん脅しに決まってんじゃんっ!!」