続☆オカマに恋した☆

「俺はまだ、諦めたくないんだよ。

そりゃあ〜唯に好きになってもらえそうにないけど。

諦めたら何でも、そこでおしまいじゃん。

走ることも、恋も」

カトゥのその言葉に、

朝も夜も部活以外も

がむしゃらに体が壊れるんじゃないか?

って端からみたら思うほど走ってる意味がわかった気がした。

筋トレだってスゴいメニューをこなしてるのを知ってる。

人の何倍…いや何十倍努力してるんだ。



「言うね〜語るね〜☆」


冷やかすみたいに俺は言った。



けど、それは俺にも言えることかもしんない。



遥と一緒にいられない現実…

それでも諦めなかったら…

いつかずっと先の未来に遥の隣にいられる日が来るかもしれない。



ー…だから俺は諦めない…諦めたくない…

どんな困難が待ち受けていようとも。

不思議と
カトゥを励ましてたら、
自分もちょっと元気になれた気がする。