続☆オカマに恋した☆

「俺さ…確かにテキトーな奴に愛からしたら…

見えっかもしんないけどさ。

力もねぇし。

けど、嘘は辞めてくれよ」


「俺はカトゥのこと、テキトーだなんて思ってないから」

テキトーなんかじゃない。



俺のこんな暗闇にカトゥを巻き込みたくない。



莉紗さんに殴られたこと。



そんな話ダレだって聞きたくないはず。



そんな救いようもない話。



「じゃ、そのケンカした相手に俺が復讐しにいってやるから!!」

意気込んでカトゥは言って。



コーラのペットボトルのキャップを開けた。



その瞬間コーラはさっき勢い良く走ってきたせいか、

―プシュ〜〜

残ってたコーラの泡が吹き出した。