続☆オカマに恋した☆

俺は早足で大幅に視線を外して歩く。



ほんとはショックと痛みで足取りも覚束ない。



けど、無理してでも今は避けたい。



離れたところに座るカトゥは俺に気づいた。



「お〜愛!!!」

両腕でアピールしながら、デカイ声でカトゥは叫んだ。



うわっ!!マジかよ〜



俺は手をヒラッとさせて立ち去ろうとしたんだけど。



その瞬間、カトゥは全速力で走り寄ってきた。