続☆オカマに恋した☆

どんなに求められても
俺には心に…

…ここに決めた子がいる。


殴られて痛む胸にそっと手をあてる。



どんなに殴られても…この想いを追い出すことなんか出来ない。



心の奥底に沁みこんでるんだから。



「私が想ってるほど…愛に想ってなんて言ってない。

ただ、側にいたいだけ」



「あんな風に殴られて、一緒に居たいなんて、悪いけど思えないから。

どんなに俺に罪があるとしても。

暴力をふるうもんじゃない」


「ごめん…なさい。

それでも、今は愛しかいないの」

そう言って俺に無理やり抱きついてきた。



莉紗さんはプライドの高い人だと思ってた。



俺の代わりなんかいっぱいいる…そう思う。