続☆オカマに恋した☆

「俺が離れたくなるようなことをしてるのは、莉紗さんのほうじゃん?」



「ごめん…」

莉紗さんの瞳に次々と涙が溜まっていく。



こんなことされても…幼い頃のいい思い出を思い出す。



…ゲームとか木登りとかパズル、勉強のコツを教えてくれたり。



とにかく面倒見が良くて、いつも困ってると助けてくれた。



父親のいない寂しさを満たしてくれた…



母親が忙しくて一緒にいられない寂しさが一緒で

莉紗さんといると不思議と安心できた。