「ここから…愛の心から
遥って子がいなくなればいい…
私も赤ちゃんを失ったんだから」
そう言いながら、莉紗さんは手加減なく殴り続けた。
「―ゲホッ…」
苦しい―痛い―…
階段の事故での打撲もまだ痛むのに。
いくら胸板があって筋肉があったって―
いつまでこんなことに耐えなきゃなんねぇんだ?
こんなことしても、俺の心から遥への想いを叩き出すことなんか出来ない…
出来ねぇから。
遥って子がいなくなればいい…
私も赤ちゃんを失ったんだから」
そう言いながら、莉紗さんは手加減なく殴り続けた。
「―ゲホッ…」
苦しい―痛い―…
階段の事故での打撲もまだ痛むのに。
いくら胸板があって筋肉があったって―
いつまでこんなことに耐えなきゃなんねぇんだ?
こんなことしても、俺の心から遥への想いを叩き出すことなんか出来ない…
出来ねぇから。



