俺はつられるようにして、頬を持ち上げる。
ちゃんと笑えてるのか…
わかんない。
遥はなんでそんな強いんだ…?
「ちょっと先の未来の約束も、ずっと先の未来も…
付き合える約束なんか出来ない。
何で俺らばっか…こんな辛い運命なんだろ…」
うつむき加減に俺は言った。
こんな揺らいでばっかで。
何もちゃんと解決できなくて。
情けなねぇ――
「約束なんかいらないよ。
何もいらない。
私には今の愛と…愛との想い出が
たっくさんあるから」
遥の光が散るようなさみしい微笑み。
「そんなの…悲しいじゃん…俺の全部」
全部遥のものだよ。
遥といたい。
そう口にすることは出来なかった…
全部投げ出して走り出せない自分が
今まで生きてきた中で
一番嫌いだ…
ちゃんと笑えてるのか…
わかんない。
遥はなんでそんな強いんだ…?
「ちょっと先の未来の約束も、ずっと先の未来も…
付き合える約束なんか出来ない。
何で俺らばっか…こんな辛い運命なんだろ…」
うつむき加減に俺は言った。
こんな揺らいでばっかで。
何もちゃんと解決できなくて。
情けなねぇ――
「約束なんかいらないよ。
何もいらない。
私には今の愛と…愛との想い出が
たっくさんあるから」
遥の光が散るようなさみしい微笑み。
「そんなの…悲しいじゃん…俺の全部」
全部遥のものだよ。
遥といたい。
そう口にすることは出来なかった…
全部投げ出して走り出せない自分が
今まで生きてきた中で
一番嫌いだ…



