―波の音と鼓動だけが響き渡る―
抱きしめれば
抱きしめるほど…
近づける…遥に――
そう信じたかった。
深いキス―…無我夢中で遥を求めた。
遥の胸元へ俺の手が近づいた。
その時、遥の腕が…体が…―拒絶した。
俺は…
俺はハッとした。
何で…―
何でだよ――
抱きしめれば
抱きしめるほど…
近づける…遥に――
そう信じたかった。
深いキス―…無我夢中で遥を求めた。
遥の胸元へ俺の手が近づいた。
その時、遥の腕が…体が…―拒絶した。
俺は…
俺はハッとした。
何で…―
何でだよ――



