遥にバレンタインに告られた時、単純にめっちゃ嬉しかったっ!!



こんな嬉しかったのなんて、どれぐらいぶりかわかんないけど。



夜も寝つけないほどだった。



でもそれと同時に、振り向けない悲しさがこみ上げた……



 真正面から向かってくる遥の想いは、正直重い。



応えられないんだから……。



 もしかしたら、莉紗さんと恋に落ちるくらいが、ちょうどいいのかも。



そんな言い方したら、失礼な話だけど。



本気だった……とは思えない。



きっと、昨日の夜のことなんて、酔った勢いだ。


いい加減なことばっかして…。



どんだけ、不幸になればいいんだろう。