ちょっと進むと、おっきな鏡が立てかけてあった。
薄暗い中で、アタシと遥はビビることなく立ち止まる。
ほんとは、多分驚かす為に置かれてるんだと思う。
「こんな風なんだね……二人が並んでる姿」
鏡越しに、遥に話かける。
「ほんと、二人で映ってる写真なんてないもんね。
四人で映ってる写真はあるけど」
二人微笑み合った。
お化け屋敷で微笑み合う奴なんか、他にいないだろうな。
アタシは思い切ってそっと、遥の手を握りしめた/////柔らかい。
遥も力強く握り返してきた。
自分で顔が赤くなるのを感じる/////。
遥と気持ちを確かめ合ってほんの、三時間くらいかな。
これからずっと、こうして並んでいられる。
幸せだな☆



