どこまで、苦しんだら終わりが見えるんだろう。





 俺の心に、光が射すことなんかあるのか?





 カーテンから射しこむ、朝の光を浴びながら考えた。



隣には、何も身にまとっていない莉紗さんが眠ってる。



莉紗さんが寝返りを打って、俺の肘に莉紗さんの胸が触れた。



そっと避けるようにして俺は、罪悪感に苛まれながらも、ベッドから起き上がり制服を身に着ける。





 胃がチクチク痛む。



こんなに酒を飲んだのは、初めてだった。



部屋の中には、サワーやカクテルの空き缶が散乱してる。