そんな俺を一人の少女が庇ってくれた。



美浦ハニー。


俺より一つ下の…5歳だった。


俺はハニーを…孤児院にこっそりと招き入れた。


教会裏にある使用されてない小屋を二人の秘密基地にした。



「ハニーは怖くないの?」


「……けーたんの目…ビー玉みたいにキレイだよ~」


ハニーは俺に緑色のビー玉をくれた。


俺は喜んで、受け取った。