ドレッサーの鏡に映る私の顔を見ると両目はまるでパンダになっていた。


めったにメイクなんてしないから…思いっきりこすってしまった><;


「ぷっ」


珪さまは吹き出し笑い。


「……笑わないで!!//」


「……パンダみてぇだ…」


笑った顔は…まだまだ…あどけない同年齢の男子に見えた。


でも彼は…椎名財閥の当主。