「それでもいいかもしれない」


「じゃあ、コレにプレゼントはキメるよ~。ハニーさん」


私が棚に手鏡を戻そうするとクリス君が奪った。


「コレはハニーさん へのプレゼントとしてあげるよ~」


「クリス君!?」


「精算お願いするよ。アル」


クリス君はプレゼントをアルさんに渡した。


「アルさん、ショップの人にプレゼント用のラッピングだと…頼むんですよ」


アルさんはキョトンと私を見つめ返した。