「これで会議は終ります!」


 文化祭実行委員長の一言で会議は終了。


 俺は席を立った。


 「…要」


 生徒会長であり、俺の所属するフェンシング部の部長である羽生先輩が俺を呼び止める。



 「お前に話がある」


 「…はい」


 右腕を負傷して大会に出場出来なくなった俺への叱責!?




 俺は冬子に資料をすべて預けて、羽生先輩と先に会議室を出た。