「何…焦ってる??」


 「……何か…顔がキケンだもん」


 「まあ~ハニーが俺を庇ったのも…同情だよね~でも同情でも嬉しかった。 
  俺と…遊んでくれるハニーが…」


 ダーリンは手摺に両肘を掛けて夜空を見上げた。


 「……同情でも構わない…。ハニーが一緒に居てくれるなら…」


 「ダーリン!!?」


 俺様で強引なダーリンは何処にも居なかった。
 ダーリンはとっても駆け引きが上手い。
 巧みに私の心を掴んで行く。

 そんな弱気なこと見せないでよ…。

 私…ますます…ダーリンに目が離せない。