「あ、俺の携帯と色ちじゃん。運命感じるわー。」

その言葉に管崎君の手に目をやると、アタシの携帯はピンク管崎くんのは黒色の同じ機種の携帯だった。

「本当ですね。偶然って本当にあるものですね。」

なんてガラのもないこと言ってみたりして・・・。

「でさ、オマエみおっつうんだろ?漢字は??」

ディスプレイを設定してるのか・・・。

「あのッ。大変言いにくい事なんですが、アタシみおじゃないです。」

キッパリ断言すると管崎くん少し焦り出したご様子。

「は!?オマエみおじゃねぇの!?俺テッキリ・・・。ハズッ。・・・壺があったら入りたいたいって言うのはこおいう時かよ。」

なんかことわざ途轍もなく間違ってますが・・・。壺じゃなくて穴じゃ・・・。


「じゃ、名前は?」

管崎くんは少し顔を赤らめてる。

「中尾です。」

はっきりそおいうと苗字は知ってるからいいと言われてしっまた。

「名前が知りてぇんだけど?」

こんな言葉にキュンッとなっている自分が居た。

「・・・中尾・・・・実彩子・・・です・・・。」

超恥ずかしい・・・。

「ミサコ・・・。変わった名前だな。ま、人のこと言えねぇんだけど・・・。連絡待ってるわ。」