「…俺はボーカル。…とエレキ、…が ―…、最高に…上手いけど?」 自信は、ある。 誰にも負けない自信。 歌と、ギター。 その意思を込めた目で、理緒を真っ直ぐに見つめた。 「…へぇ?それは楽しみだな。まぁ、…涼太。俺と仁は冗談じゃなく日本一のバンド目指してんだ。 お前の実力次第で組むか組まないか決めさせてもらう。」 …日本一? ―…