ひとしきり泣いて、それからゆっくりと伝わるように柚に話した。
小さい頃から、今までのこと全部。
こうやって話すのなんて初めてだったから凄く緊張した。
何を言ったかなんてあやふやにしか覚えてない。おかしなことを言ったかもしれない。
それでも柚は聞いてくれた。
それが何よりも嬉しかった。
「ちょっとはすっきりした?楽になった?」
「うん。凄く軽い」
「なら良かった!」
「ありがとう、柚」
そう言うと柚はちょっぴり頬を染めて「美和の為だもん」と嬉しいことを呟いた。
「ね、美和」
「ん?」
「これからも、いっぱい話てくれていいんだからね」
ニコッと私に笑顔を向ける柚に無償に抱き着きたくなった。
どうして柚はこんなに優しいんだろう。
柚の言葉は私に勇気を与えてくれるんだよ。

