―――どうする?
笑ってごまかす?
そんなことないよって、気にしすぎじゃないって。
それとも正直に祐輔が好きだって話す?
祐輔との今までを聞いてもらう?
柚ならちゃんと聞いてくれるよね…。
「美和?」
「………ん?」
「吉岡くんと、何かあったの?」
ほら。
柚は私から話さなくても、聞く耳を持ってくれてる。
だから、信頼できるの。
「ずっと思ってた。美和と友達になって吉岡くんとも知り合った時から。幼なじみなんだって笑って言ってくれたけど、美和は祐輔くんに一線引いてる感じがした」
―私が、そうしたの。
「笑ってるけど、いつも苦しそう」
―苦しい。祐輔と普通にいたいのに、それが上手くできないんだもん。
柚の一言一言が胸に染み付いて私の感情が溢れ出す。
「いつも美和があたしの話を聞いてくれるように、あたしも美和の話を聞いてあげたい」
涙となって。

