君に恋を、チョコに愛を。



彼氏の前でしか見せないような、かわいらしい笑顔。

幸せそうなのがよく分かる。


「お前が1番わかってんじゃねーの?さっさと機嫌直しやがれ」

「…えっらそうに」


憎たらしい口を聞いてる柚だけど嬉しそうな表情で陽呂くんと手を繋ぐ姿をみて一安心。


陽呂くんも陽呂くんでご機嫌なのが丸わかりだ。



「俺もサークルに顔出してくるからちょっと待ってて。電話するから、一緒に帰ろ」

「………ん。」

「…何照れてんだよ」

「別に!?早くいけばっ」

「お前…人がせっかく素直になって誘ってるのに…」


ぶつぶつ言いながら図書館を出ていく陽呂くんに、柚はベーッと下をだしていた。


……そうやって照れ隠しに強く言うからまた喧嘩になったりするんじゃないのかな。


一緒に帰ろうって言われて嬉しかったくせに。恥ずかしがっちゃって。

可愛いんだから。