「じゃあ、会社にいるとき以外なら…」 「…分かった。じゃあな、寧々。おやすみ」 「お、おやすみなさい」 掴まれてた手が離されて、車から降りてドアをしめた。 あたしは部長の車が走り出して、見えなくなるまで手を振った…。