昼休みを終え、前の席の真里に話しかける。 「ついに、呼び出しくらいました」 私は笑って真里に言う。 「呼び出し?あいつらだよね?」 「うん。2階の渡り廊下だって!ベタでしょ?」 「私も一緒に行こうか?それか、拓海君達に着いてきてもらいなよ」 「大丈夫だって!拓海達には言わないでね。約束だよ。」 真里は心配そうに顔を歪めている。 「心配かけたくないの」 真里は渋々納得してくれたようだった。