――それから数日 いじめは酷くなってく一方だった。 拓海達にばれないような小さないじめだけど、私には結構きつかった。 廊下ですれ違えばぶつかられ、誰も見てない時に足を踏まれたりした。 最近は、ペンや教科書も周りにバレないように1本や1冊ずつ無くなったりしている。 真里は、翔達に相談した方がいいって言うけど私は絶対嫌だった。 こんな私見られたくない。 だから、3人の前では変わらないように過ごした。