暫くすると土方さんはおろおろしている私を面白そうに見て驚くようなことをいった
「お前これからはすいませんの代わりにありがとうございますと言うようにしろ。」
「えぇ!?」
「要するにだ、心配かけてすみませんじゃなくて心配してくれてありがとうございますって言えばいいんだよ。」
なんてめちゃくちゃなこというんですか!?
もうここに来てからすいませんが口癖みたいになってたから
「む、むりで…」
「一回言う毎に廊下の床ふき百往復な?」
「そんな…横暴です!!」
「もう決めたことだ」
ブスッとした顔でうつむいていると頭にずっしりした重みが
「それじゃあ俺は仕事に戻るから。ここに座って休んどけ?」
やっぱり…土方さんのお仕事の邪魔してた
「すいま…」
「ん?」
あ、あぶなかったぁ〜
「いえ!ありがとうございます」
そう言ったら土方さんは私の頭を二回叩いてあまりにもきれいに笑った
鬼の副長なんて呼ばれているのが嘘みたい

