桜、咲く頃会いましょう。



きっと土方さんは私の事なんかどうでもよくて


ただ近藤さんに言われたから親切にしてくれるだけなんだと思う



私は居候の身だから…



「そんなところに突っ立ってると通行人の邪魔になるぞ」


土方さんの声で我にかえるといつの間にかできてしまった土方さんと私の距離


「俺が後ろ振り返らなかったら確実に迷ってたぞ」

「すいません…」

「またなんか考え事してたのか?」



土方さんは人の心を読むのが上手いと思う



「笑え」

「え?」

「とにかく笑ってろ。そうすりゃなにかいいことが起こるかもしれねえ…って近藤さんもいってたしな」



そう言って土方さんが笑うから


なんだか嬉しくなって私も笑えてきたよ



「そうだ、そうやって毎日笑っとけ。女は笑ってる方がきれいだ。」

「土方さん、それたらしの台詞みたいですよ」



こんなこと言うくらい、きっと女の人に慣れてるんだな…