総司と平助の看病をしてもらっている桜子の代わりに膳を片付けた
自分の部屋に向かおうとすると、俺を見つけた桜子がパタパタと走ってきた
「あの、もしかしてお膳片付けていただいたの土方さんですか?」
「あぁ。」
「すいません…。私がやるべきだったのに…」
こいつはきっと変なところで食い違ってんだな
「あのなぁ!」
「はい?」
「食事の支度はお前に頼んだかも知れねえ。でも全部完璧にやる必要はねえよ。」
「え?」
頼まれてたこと全部やってたら、手一杯でいつかおかしくなるぞ
「とにかくだ!お前はもっと人に頼ることを覚えろ。なんでもかんでも一人でやろうとするな。」
「でも…。きっとみんなに迷惑かけちゃう…」
この期に及んでまだそんなこと気にしてるなんてこいつは本当にあほだな
迷惑だなんて思ってたらとっくに追い出してるだろ
「あのなお前がここにいることになった日からずっと俺たちはお前の事仲間だと思ってるんだよ。」
「っ!!」
「少なくとも俺はな?」
この言葉に嘘偽りはない

