「ん、んんー。ん?!」
ガバッと起き上がると、見知らぬ部屋にいた
しかも、手と足が紐で結ばれてて口には布が詰められていて喋れない
「んんんー!」
到底、上手く言葉なんてはっせられるわけなくて…
すると、突然襖が開いた
「あっ、やっと起きましたか。」
「んんんー!!」
「それじゃ喋れませんね。今取るんでちょっと待ってくださいね。」
そう言って、私の口に入っている布を取ってくれる
「ぷはっ!…。あの、あなたたちはいったい何者なんですか?」
「あぁ、すいません。申し遅れました。僕は、新撰組一番隊組長沖田総司です。あなたの名前は?」
「あ、私は平松桜子といいます。それより、私どのくらい眠っていましたか?なんで、ここへ連れて来られたんですか?」
「眠っていたのは半日くらいですよ。何故、ここへ連れて来られたのかは、土方さんを呼んで来るので少し待っていて下さい。」
私にそう説明してから、沖田さんは部屋から出ていってしまった

