桜、咲く頃会いましょう。



次の日の朝屯所にかえると、門の前にうずくまって寝ている桜子がいた


なんでこんなところに寝てるんだよ?



「おい!桜子!!起きろ?」

「ん……」


よく寝るやつだな


「おい、サクラちゃん?」

「ん…その声は原田しゃん…」

「おい、寝ぼけてねえでさっさと起きろ!!」

「はっ!!土方ひゃん!!」


まだ寝ぼけてんのかよ…


原田と永倉は笑いをこらえてるし…


「…お帰りなさい!!無事で…無事で良かったです!!」

「俺らは無事なんだが、総司と平助がな…」



そこまで言うと桜子も気づいたようで



「あいつらの世話頼む。」

「はい…。後ろの三人は?」

「あいつらは…もう…」

「あ…」



一瞬にして曇った桜子の顔


人の死に弱くなっているこいつにはこの現実は辛いものなんだろう


俺たちにとっては、日常的に起こること


辛くないわけではないが一つ一つ感傷に浸っていては心が追い付かない


心を鬼にしてでも前に進まなきゃいけねえ