ここは絶対譲らない…
「しかしだな…」
その時後ろから聞こえてきた足音
後ろを振り向いてみると、額から血を流している平助を抱えた永倉
その後ろには総司を抱えた近藤さん
「平助!?総司!?いったい何が?」
「無事ご用改めは終わったんだか…。見ての通り平助と総司がやられちまって…」
「二人は大丈夫なのか?」
「平助は痛みで気を失っているだけなんだが…。総司が。」
「総司が血を吐いてな…」
そういえば桜子が総司の調子があまりよくないと言っていたな…
出てくる前は大丈夫だとかぬかしてたくせに…
「二人の他に負傷者は?」
「裏に三人いたぜ。」
「原田か。様子は?」
「残念だがもう助からねえな…」
「…そうか。とりあえず夜襲に備えてここに残り明日の朝屯所に戻ろう。」
一番出したくなかった死者がでた…
それに総司と平助まで…
大きな怪我とはいかないものの永倉も手に怪我をしていたな…

