次第にその咳は酷く、苦しそうになる
「ゴホっ、ゴホッゴホ…」
「大丈夫ですか!?誰か呼んできたほうがっ…」
「慌て、すぎ…だよ。じっとしてれば、おさまるから…」
「でも…」
「大丈夫だって…。はやく、その紙に書いてあるもの持ってきて?ね?」
言葉は弱々しいのに、沖田さんの目がここにいることを許してくれない
初めて会ったときの冷たい目
それが今、私に向けられている
最近は見なかった"拒絶"の反応
「…わかり…ました。」
私はその場を立ち去った
次に戻ったときには、沖田さんの姿はなかった
沖田さん…大丈夫かな…?
一応土方さんに報告しておこう
とりあえず私は今出来ることをやろう
向かった台所には斎藤さんの姿があった
「何故、お前がここに?」
「土方さんに言われて。手伝います!!」
「頼む。お前の飯は美味いからな。」
そう言ってもらえるだけで、嬉しい
より一層がんばれる!!

