桜、咲く頃会いましょう。



床に手をつくと、ヌルッとした感触


自分の手を見てみると、真っ赤に染まっている



「…血……。」

「桜子ちゃん?」

「……。」

「ねぇ、僕の声聞こえてる?」



何にも聞こえないよ…



辛い

苦しい

痛い


もう頑張れないよ……


どうせなら、私も一緒に殺してよ……



そばにあった、刀に手を伸ばした


「連れてきてくれてありがとうございました。」

「何する気?」

「さようなら。」


刀で自分のお腹を切った



それと同時に意識を手放した



遠くで沖田さんの呼ぶ声がした


お世話になった新撰組の皆に何にも恩返しできなかったな…



久しぶりに見た夢は、懐かしくて暖かくて



涙が出た


父様、母様、虎太郎……


会いたい…

会いたいよ………